メジャースケールから派生する4和音のダイアトニックコード(Imaj7, IIm7, IIIm7, IVmaj7, Vdominant7, Vim7, Viim7b5)から3つの音を抽出して5、3、2弦のセットで並べると以下の4つのダイアグラムになります。
・バリエーション1。Root Positionに準拠するトライアドコード。
・バリエーション2。1st Inversionに準拠するトライアドコード。
・バリエーション3。2nd Inversionに準拠するトライアドコード。
・バリエーション4。3rd Inversionに準拠するトライアドコード。
[Acousphere Shige's Note]
・伴奏、ソロギター、コードメロディ、ウォーキングベーススタイル伴奏と全てのアプローチに対してオールマイティに使えるコード群がこの5弦ルートから派生するトライアド。1段目は単純にルートポジションなので基本のトランスコードのフォームから4弦の音をOmitするだけで現れる。アクセスが早いのでメロディアスに使用する事が可能。2、3段目のフォームは若干のストレッチが必要。Tuck AndressさんのEuropaの冒頭部分に出てくるフォームは3段目。4段目は7度系の音が最低音になる為にコードのTonalityが失われた響きになる。ゆえに「モダン」な響きといえるかもしれないが不協和した響きに聞こえてしまうかもしれないので楽曲ジャンルによっての使用法に気をつけないといけないかも。
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