メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を6、4、3弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。
使用している音はコードの1度、3度、5度になってます。
・下から1度、5度、3度の並びから派生するフォーム
・下から3度、1度、5度の並びから派生するフォーム
・下から5度、3度、1度の並びから派生するフォーム
[Acousphere Shige's Note]
・このコードフォームは真ん中の段のバリエーション以外は指をストレッチして演奏しなくてはならないので、スピード感ある演奏には不向きである。よって早くアクセスできるというトライアドの利点を活かせないシリーズと言っても良いかもしれない。しかしゆっくりとしたテンポで分散和音として演奏すると非常にクラシック音楽的な響きをもたらしてくれる。バッハやクラシック的なアレンジメントを作る時には有効かもしれない。真ん中の段のパターンのみ早いパッセージに使えるかもしれない。僕にとっても新しいシリーズなので今後演奏の中で実験して行きたい。
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