基本の3度和音だけでなくCluster Voicingの形になっているコードからもトライアド コード シリーズをダイアトニックに図形化してゆくことは可能です。
以下に三つの違った弦セットごとのパターンを記しておきますが、出発点となるコードフォームだけはImaj7のCluster形としました。
この場合はRoot, 5th, 7th, 8th(Root Octave Above)のCluster Chordの展開です。
基本的には左側から、Imaj7, IIm7, IIIm7, IVmaj7, V7, Vim7, Viim7b5という扱いで構いません。
・5,4,3弦のセットによるクラスター トライアドのDiatonicシリーズ。
・4,3,2弦のセットによるクラスター トライアドのDiatonicシリーズ。
・3,2,1弦のセットによるクラスター トライアドのDiatonicシリーズ。
[Acousphere Shige's Note]
・7thとRootの音を近づけて生まれるクラスターの響きが含まれるコードフォームをダイアトニックに展開してうまれたこれらのダイアグラム。スピード感のあるコードチェンジ楽曲では効果を発揮しないがバラードなどに使うと楽曲が甘く響き素晴らしい。指のストレッチが必要なので気をつけて練習しないと指を痛めてしまうが、クラスターやClosed Voicingはギターのチューニングでは難しいフォームになるがとてもきれいに響くのでマスターしたい。6,5,4弦セットのトライアドもあるが、Rootの場所が発見しにくいのであえて却下した。
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